オンラインゲームでもVPNが有効な場面は多いですが、
同時にデメリットや注意点もあります。
この記事では、ゲームでVPNを使うべきケース、使わない方が良いケースを初心者向けに完全解説します。
🎮 VPNをゲームで使うメリット
✔① ラグ(遅延)が改善することがある
意外ですが、VPNを通すことで
回線ルートが最適化され、Pingが安定するケースがあります。
特に改善しやすい状況:
- ISP(プロバイダ)の経路が混雑している
- 海外サーバーのゲームを遊ぶ
- 接続先までのルートが遠回りになっている
👉 プロゲーマーでも、VPN経由でPingを安定させる人がいるほど。
✔② 海外サーバーに安全に接続できる
VPNを使うと、海外サーバー専用のゲームにも安全にアクセスできます。
- 北米サーバー
- アジアサーバー(KR、TW、SG など)
- EUサーバー
SNSやゲーム配信者もよく利用しています。
✔③ IPアドレスBANを回避できる(※正しく使う場合)
荒らし・不正行為目的はNGですが、
誤BANされた場合の復帰措置としてVPNを使うことがあります。
- 理不尽なIPブロック
- 共有Wi-Fiで前ユーザーがBANされていた
- カフェWi-Fiから弾かれる場合
👉 VPNにより新しいIPでログイン可能。
※もちろん不正行為のために悪用するのは規約違反です。
✔④ DDoS攻撃から身を守れる
配信者や大会参加者がよく使う理由がコレ。
- 勝手にIP調査される
- 家の回線をDDoSされて落とされる
- ランクマッチ中に接続妨害される
👉 VPNはIPを隠すため、こうした攻撃を防げる。
✔⑤ 地域ゲート・地域限定イベントに参加できる
ゲームによっては以下のような制限があります。
- 日本から参加できないゲーム
- 地域限定イベント(US限定・EU限定)
- 先行アップデートが海外だけで公開される
→ VPNで接続国を変更することで参加できる場合があります。
🎮 VPNをゲームで使うデメリット
✖① Ping(遅延)が悪化することもある
ルートが良くなる場合もありますが、逆に
- 物理距離が遠くなる
- VPNサーバーが混雑
- 暗号化の負荷
などでPingが悪化することがあります。
👉 速度重視のFPS(Apex、CoD、Valorant)では注意。
✖② ゲーム規約でVPN禁止のタイトルがある
特に海外の一部タイトルでは、
- VPN接続 = 規約違反
- アカウントBANの可能性
と明記しているものもあります。
例:
- 一部モバイルゲーム
- 一部MMO
- チート対策が厳しいゲーム
👉 公式規約の確認は必須。
✖③ 海外サーバーでラグが増える
日本から海外に接続する以上、
物理的距離による遅延は避けられません。
特に以下はPingが高くなりやすい:
- 北米
- EU
- ブラジル
- 南アフリカ
✖④ 無料VPNはゲームに不向き(ほぼ確実にNG)
理由:
- 通信速度が遅い
- Pingが安定しない
- データ量制限あり
- セキュリティリスク
- ゲームサーバーにブロックされやすい
👉 ゲーム用途は有料VPN一択。
🎮 ゲームに最適なVPN(3選)
🥇 NordVPN(総合最強)
- Pingが最も安定
- 専用“NordLynx”プロトコルで速度最速
- 日本・海外サーバーとも強い
- DDoS保護として利用者多い
🥈 Surfshark(最安・無制限)
- コスパ最強
- デバイス無制限
- VPN初心者でも使いやすい
- アジアサーバーが速い
🥉 ExpressVPN(海外サーバー最強)
- 北米・欧州サーバーが高速
- 規制国(中国など)でも強い
- ゲーム用途で世界的な評価が高い
🎮 ゲームでVPNを使うべき人・使わなくてよい人
✔ VPNを使うべき人
- Pingが夜だけ不安定
- 海外プレイヤーと遊びたい
- 旅行先でもプレイしたい
- IP晒されるのが怖い
- 地域限定イベントに参加したい
- 配信者でDDoS対策したい
✖ 使わないほうがいい人
- FPSをガチでやっている
- 1ms単位の反応速度を求める
- ゲーム規約でVPN禁止
🎮 まとめ:ゲーム × VPN は「使いどころ次第で最強」
VPNはゲーム環境を大きく改善する一方で、
使い方を誤ればラグ増加・規約違反のリスクもあります。
メリット
- ラグ改善
- 海外サーバー接続
- DDoS対策
- IPブロック回避
- 地域限定イベント参加
デメリット
- ラグ悪化の可能性
- 規約によっては禁止
- 無料VPNは使えない
→ 結論:
目的に合わせて正しく使えば、ゲームでVPNは非常に強力。

コメント