海外旅行では、VPNは必須レベルの安全ツールです。
公共Wi-Fiの危険性、アプリの規制、個人情報漏洩など、多くのリスクを確実に回避できます。
この記事では、
- なぜ海外旅行でVPNが必要なのか
- 実際にやるべき設定方法(スマホ・PC)
- おすすめVPN
- 旅行先別の注意点
- つなげない場合の対処法
を初心者でもわかるように解説します。
✅海外旅行でVPNが必要な理由
① 公共Wi-Fiが危険すぎる
海外の空港・ホテル・カフェWi-Fiは、
暗号化されていない場合が多く、以下が盗みに遭う可能性があります。
- クレカ情報
- SNSログイン情報
- 位置情報
- メール内容
- クラウドの写真
▶ VPNを使うと、通信が暗号化(トンネル化)され、盗み見・改ざんを防げる。
② 日本のサービスが見られなくなる
渡航先によっては、日本のサービスが利用制限されます。
- Netflix(日本作品が見れない)
- Amazon Prime Video
- U-NEXT
- Hulu
- TVer
- dアニメ
- 銀行アプリ
- ネットバンキング(不正アクセス扱いで弾かれる)
▶ VPNで日本サーバーに接続すれば、旅行先でも日本と同じように利用できる。
③ 通信の検閲・規制がある国がある
中国・UAE・トルコなどはインターネット規制が強く、
- LINE
- Gmail
- X
- YouTube
が使用できない地域があります。
▶ VPNで規制国を回避し、安全に通信できる。
✅海外旅行でVPNを使う具体的な方法
◆ 手順①:旅行前にアプリを入れておく(最重要)
規制国では、現地でVPNアプリをダウンロードできないことがあります。
旅行前に必ずインストールしておく
- NordVPN
- Surfshark
- ExpressVPN
◆ 手順②:アカウント登録(1分)
メールアドレスとパスワードを登録するだけ。
◆ 手順③:VPNアプリを開く
ホーム画面の「接続」ボタンをタップ。
◆ 手順④:接続する国を選択する
日本のサービスを使いたい場合
→「日本サーバー」
閲覧規制がある国でSNSを使いたい場合
→「アメリカ」「シンガポール」など規制が弱い国
◆ 手順⑤:そのまま通信するだけ
VPNがONになれば、暗号化され安全な状態で利用できます。
✅旅行先別のオススメVPN接続国
| 旅行先 | おすすめ接続先 | 理由 |
|---|---|---|
| ハワイ/アメリカ | 日本サーバー | 動画・銀行の本人確認で便利 |
| 韓国/台湾/タイ | 日本 or 現地 | 速度が安定 |
| 中国 | 日本 / シンガポール / アメリカ | 規制回避 |
| UAE/ドバイ | 日本 / アメリカ | 通信ブロック対策 |
| ヨーロッパ | 日本 | 日本の銀行アプリ対策 |
✅海外旅行に強いVPN(3つだけ選べばOK)
🥇 NordVPN(最速で安定)
- 速度が圧倒的に速い
- 日本サーバーが強い
- 中国でも比較的つながる
- セキュリティ最強クラス
🥈 Surfshark(最安で使い放題)
- デバイス無制限
- コスパ最高
- 日本サーバーも高速
🥉 ExpressVPN(規制国に強い)
- 中国・UAEに強い
- 世界最強の安定性
- 価格は少し高め
✅VPNがつながらない場合の対策
- 別の国のサーバーに変更
- アプリの再起動
- Wi-Fi → 4G/5G に切り替える
- OpenVPN/Lightway などプロトコル変更
- スマホ再起動
- 現地のホテルWi-Fiのセキュリティが強すぎる場合 → モバイル通信へ変更
それでもダメなら
→ ExpressVPNが最も通りが良い
✅海外旅行前に必ずやっておくことチェックリスト
- 旅行前にVPNアプリをインストール済み?
- 日本サーバーに接続できるかテストした?
- ホテルWi-Fiを使う予定ならVPNを常にON?
- 動画アプリ(Netflix/TVer)をVPNで見られるか事前確認した?
これで「現地でログインできない!」のトラブルを回避できます。
まとめ:海外旅行 × VPN はもはや必須
海外旅行では、
- 公共Wi-Fiの危険
- 日本サービスの制限
- 規制国のブロック
- 個人情報漏洩
- アカウントロック
など、VPNなしだとトラブルが起きやすくなります。
スマホ1台にVPNを入れておくだけで、ほぼ全て回避できます。

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